ミステリー・ハンター・ピカンテ・1

three-gremlins2004-08-01

ピカちゃんの好きになる人間のタイプは決まっている。
動物大好きで、ネコ好き、というのは当たり前の条件。そんな中でも、ピカンテの心をつかめ、怖がられない人、というのはよっぽど何度もキャット・シッターをしに家に来てくれた人たち以外にはなかなかいない。(そして、何度もキャット・シッターをしている人たちは、ゴンザレスの強烈な攻撃を乗り越えているのだ。)
そんなピカンテが大好きな人間というのが、家の父と私の従妹@いずみ@と、最近キャット・シッターを引き受けてくれている@Aちゃん@。この3人に共通しているのは、とっても純真、ということ。言ってみれば、少し浮世離れしているような、のん気でノンビリ屋さんで、「そんなんで、いいのかーっ!」と喝をたまに入れたくなるようなところもある。でも魂が素直というか、汚れていないんだよね〜。それをピカンテはよく知っていて、彼らに対しては、ハートを100%開いている。私にも時々やるのだが、自分のやりたいおもちゃをくわえて持ってきて、アイフルの宣伝のようなウルウルとした目で見上げ、「なあに?」と聞いてもひたすらウルウルし続けるあの可愛さには、父もメロメロでしたね。


実は父は5年前に亡くなっているのですが、ネコって人が亡くなったときやお葬式の時になると、「一体こんなせまい家の中のどこに隠れていたの?」というくらい姿はもちろん、気配さえも隠してしまい、でてこないのですが、父が亡くなった時だけはピカはこっそりやってきて、父の亡骸に近づき最後の挨拶をしていました。生前、父が病床で「この子だけは、おれが具合が悪いのがわかっている」とピカのことを言ってもいました。

その他で不思議な行動をしたのは、私が何かの本で「アストラルトリップを寝ている間したい時はネコ(できればクロネコ)と一緒に寝て、そのネコが自分をアスラル界へ連れて行ってくれるようにイメージするとよい」と読んだ時のことです。
つづく・・・・・。