ミステリー・ハンター・ピカンテ その2

three-gremlins2004-08-04

あるとき本を読んでいて、「アストラルトリップを寝ている間したい時はネコ(できればクロネコ)と一緒に寝て、そのネコが自分をアスラル界へ連れて行ってくれるようにイメージするとよい」と書かれてありました。

その時たまたまひざの上にピカちゃんがのっていたので、冗談半分に「ピカちゃん、今夜わたしはアストラルトリップをしたいから手伝ってね!必ず一緒に寝てね!」と声を掛けました。その時ピカは、なんだかわかったような顔をしていたのですが、言った当の本人が寝る時には、すっかり忘れたまま床についたのです。

ところが床についてからしばらくすると、いつもだったら連れてきてもいやがって逃げてしまうピカが床にやってきて、それも「約束したからきたの」っていう顔をしながら、自ら私の脇にやってくると、おもむろに寝てしまったのです!
全く期待していなかったので、びっくり!でもせっかくピカちゃんが来たのだからトライしてみるかという気になり、本に書いてあった通りに意識を保ったまま夢の世界に入っていこうとやってみました。

しかし!その夜は不覚にもいつの間にかぐっすり眠ってしまったのでした・・・・・。

朝起きると・・・もうピカちゃんの姿はありませんでした。トリップは失敗。

そして性懲りもなく夜になり、今度こそ例えピカなしでも成功させてやる〜!と興奮気味に床についた時でした。なんと、再びピカちゃんがやってきて、また私の体の脇にピッタリと自分の体を寄せて寝てくれたのです。寒い冬ならありえるけど、夏なのに自分から一緒に寝てくれるなんてありえない!これは、ピカちゃんが「がんばるのにゃ」と協力してしてくれているに違いない!ありがとうピカちゃん、がんばってトリップするよ!

そしてその日の夜も、いつの間にか深い眠りに入りぐっすり安眠・・・・・・・。

さすがに次の日の夜には、「もう、だめだにゃ・・・」と呆れられたようで来てくれませんでした。
そういえば、うちの祖母は生前に、「ネコは人間の言葉がわかるのよ。何月何日におまえはこの家を出て行くのよ、というと本当にその日にいなくなってしまうんだから」と言っていましたが、確かによく言い聞かすようにネコに話すと、不思議とその通りにするという体験はしてきました。

今でもこのピカの行動は、不思議です。ネコって本当にあなどれない奴らかも。