くろちゃん

three-gremlins2008-12-21

ノラ猫元町共同組合のメンバーに、「くろちゃん」というコがいる。
文字通り、真っ黒い猫で、中肉中背。そして目つきが悪い。(笑)
三白眼・・・金色の目だから、「三金眼」とでもいうのだろうか、真っ黒い体で黒眼が小さい金色の目つきワルぅぅぅい顔でじっと見られると、「・・・・アンタ、その顔、怖いわよ」といいたくなるコである。

話は19日の金曜日。

何をしていたかは忘れたけれど、ちょっとパタパタと私は店先と店の奥を行ったりきたりしていた。玄関のドアを開けていて・・・気づくと、くろちゃんと目が合った。

「くろちゃん、おはよー」と声をかけると、くろちゃんはTianの前を通り過ぎるのを止めて、じっと私をみる。あの三金眼で。(笑)

・・・相変わらず、目つき悪っっ!!

と思ったが、なにやら店内に入りたさそうな、でも「店内」は「自分のテリトリーじゃない」ということがわかっているのか、そんな感じで二の足を踏んでいる感じ。
なんか欲しいのかな〜?でも私、猫の食べられそうなの、持ってないし。そもそもノラ猫に餌あげちゃダメだし・・・でも、こんな顔されるとなにかあげたくなる・・・

ということで、お水をあげよう、空気、乾燥しているし。と思って、再び店の置くへ行き、そして水を入れた器をくろちゃんの下へ。

う。やっぱりこの見上げる角度が目つき悪いわ〜。

そんな風に思っていたら、オーナーが出勤してきた(一番上の写真)。背後の人の気配に、くろちゃん、店頭を離れる。

でも、くろちゃんは、私とオーナーの様子に、「この人間は猫をイジメなさそうで、しかもなんかくれる気配・・・」というのを察したらしい。Tianと隣の駐車場の境にちょこんと座って様子をうかがっている。
それを見たオーナーは、「かわいい〜w なんかあげよ〜!」とバッグの中をゴソゴソ・・・

「・・・・猫の食べるのなんて、あります?」
「ノラちゃんは、なんでも食べるよー。あ、クッキーがあったw」
と出したのは、Pedro氏お手製のオートミールで作ったクッキー(私も食べたことがあるけれど、やや甘くて、ヘルシーで美味しい)。
オーナーはクッキーを細かくして、くろちゃんに与え・・・


・・・・食べてるし。
Pedro氏のお手製クッキーを食べる猫・・・・。(笑)
なんか不思議だ。

まあ、ホント、ここのノラ猫たちって、皆、肉付きいいもんねぇ(しみじみ)。きっとふだん色々なところで、色々なものを食べているに違いない・・・なんて思っていたら。

「・・・・痛っっ!!」
手から餌を与えようとしたオーナーは、くろちゃんに「そこまで気安くされたくないわいっ!」と爪攻撃付のネコパンチを食らっていました・・・南無・・・。(written by oku)