君の名は・・・

three-gremlins2004-06-01

本当は@オーナー@の「ゴンザレスとの出会い・その後」の予定でしたが、変更しています。5月2日のTopicsに太郎との出会いを載せたところ、「太郎の最初の名前はなんだったのか?」と一部の方々より聞かれたので、そのおはなしです。

両親と太郎が出会ったその瞬間、学生だった@oku@はいまだ夢の中だった。
そこを母に容赦なく起こされ、目を開けるとまん前に子猫が!!
「見てみて〜v 非常階段に閉じ込められていたのvv」(なにゆえ、その哀れな状態でこの母はテンション高いのかいまだ不明)
@oku@:「・・・・」
子猫:「・・・・」
顔を見合わせること数秒、私はベッドの中から小さな子猫の前脚を握り、「よろしく」と挨拶をした。すると!その子猫は「ググっ!」と
喉を鳴らしたのだ!
そこで私は「このコは自分のことを『ぐぐ』と名乗ったのだな」と思い、『ぐぐ』と命名。(単純)

と・こ・ろ・が!

母が一向に、『ぐぐ』という名前を覚えられない! 『ぐず』だとか『ぐぶ』だとか『ぐうぐう』etc.・・・よく名前を間違えるのだ。
ナニユエ、ひらがな2文字の名前が覚えられないのだろう・・・?
「覚えにくいのよ!!」
と、わずか1日後にキレる母。
「・・・『ぐぐ』のどこが?」
「言いにくいのよ!!」
「なんでだよ・・・(_ _:。日本語だぞ?」
「だいたい、『奥村ぐぐ』なんて、日本猫の名前っぽくないじゃないっ!」
・・・論点が違う気がするんだが。だいたい、ペットの名前に”日本っぽい”名前にする必要はあまりないと思うのだが。
それでも『フランソワ』とか『アレキサンダー』というのなら反対する理由もわかろうが。
「決めた!!」
母は宣言する。そして、
「このコは男の子なんだから!男の子らしく、『太郎』よ!『奥村太郎』クン!ね?カッコいいでしょう!?」
「・・・わかったよ」
で、@oku@はもう勝手にしろ、という具合で了承し、子猫は晴れて『太郎』と呼ばれることになったというわけです。

後日談。

「えっと・・・『トラ』、じゃなくて、『ミー』じゃなくて・・・あら?このコの名前なんだったかしらねぇ?」
「・・・自分で付けた名前でしょ?」
「う〜ん。思い出せないわぁ・・・」
全然、改名の意味なし。彼が母に『太郎』と呼ばれるまで、さらに数日を要しましたとさ。(ため息)