こりずに、もう一度・・・

three-gremlins2004-08-20

8月17日〜18日と、@オーナー@は旅行に行っていました。
普段、1泊2日程度の小旅行では、キャット・シッターを頼まないのですが、この夏の暑さと、加齢のためにネコ達、特にゴンザレスが夏ばてしていて弱っているのだとか。とても心配だということで、私が短期キャット・シッターをすることになりました。

ま〜た〜、来た〜」と、ウンザリ気味の表情の三匹。
・・・そんな顔をしなくてもいいだろうに。
思ったよりは元気なのだけど、やはり暑いらしく覇気がない。

ゴンザレスはちょっと触ったくらいでは怒る気力もないくらいのびているし、サルサは「あ、あたし、暑いの〜・・・」といわんばかりに床の間で寝ている。だけどピカンテはなぜか、キャット・タワーの穴の中に。絨毯張りで風通しも悪いだろうに、暑くないのかな?と思ったけれど、どうやらピカンテが一番元気らしい。ネコジャラシにもじゃれてくる。

「そうだ!」と思ったのは、夕食の時間。ネコ缶をサルサ、ゴンザレスに与え(この順番は重要。与える順番を間違えると、とことんピカンテが食いっぱぐれるハメになるのだ)、ピカンテにお皿を持っていったときに、ピカンテに尋ねてみた。

「ねーねー、ピカちゃん。アストラル・トリップって手伝ってくれる?」
するとピカはお皿を前にして、「ふん!」とお尻を向けて立ち去ってしまいました。
「え?ぴ、ピカちゃん?ご、ゴハンは!?」
慌ててそういうと、ピカンテはしばらく無言で私を見つめた後、再び私の元に戻ってきて食事をし始める。そのときのチラッと見上げた顔は、
「バカだ、バカだと思っていたけれど、ここまでバカだったとは・・・」と言っているかのよう。
目は口ほどにものを言う、というのがありありとわかりました。

さて、その夜のこと。お布団をひいて寝そべって本を読んでいると、ネコ達は代わる代わる邪魔をしにやってきます。ゴンザレスは私の荷物を物色して臭いをつけようと、スリスリしているし、サルサは鼻水垂らしながら私にスリ寄ってくるし・・・

で、ピカンテは、というと。
なんかよくわからないけれど、何回か寝そべっている私の身体の周りをぐるぐると歩いた後、突然「えい、えい」という感じに背中に乗っかり、2回背中の上で足踏みをしたあと立ち去っていきました。

「ピカンテに踏みつけられた・・・・」
いったい何の意味があったのでしょうか?
その晩は当然のことながら、アストラル・トリップというものは体験しませんでした。

ピカンテ、みすてりーです。