月子の住む家

three-gremlins2004-10-24

上の写真のネコは「ホック」。「横濱屋」さんというHPの主です。
ホックのご主人様は、「ネコ屋さん」と呼ばれている方です。

むかしむかし、ティアンが中華街のアンティーク・ガレージにあった頃、ティアンの隣の隣にネコをモチーフにした雑貨などなどを売っているお店がありました。

アンティーク・ガレージ時代のティアンを知っている方々、いちように思っていらっしゃるでしょうが、「ものスゴ〜ク、狭い店だった」んですよ。当時のティアンは!
@オーナー@とお客様2人もいれば、「混んでるな〜」と思うくらい狭いっ!
で、当時はスタッフじゃなかった私は、ときどきティアンへ遊びに行ったものの、「うわっ、今日は3人もお客がいるよ〜!激混みっ!!」・・・ということで、ティアンの代わりにこのネコ屋さんへ緊急避難代わりに、いろいろお買い物をしたものです。

ネコ屋さん:「あら〜、今日は石屋さん(ティアン&@オーナー@は今でも「石屋」と呼ばれています)混んでいるのね〜」
@oku@「そーなんですよ〜、もう3人もいるし〜・・・あ、このネコ可愛い〜v」

・・・という、感じですな。

時は移り変わり・・・ティアンは元町へ。ネコ屋さんは、中華街にはいるものの、アンティーク・ガレージを出て、関帝廟通り沿いへ移転しました。

でも相変わらず、@オーナー@とネコ屋さんとの交流は続いていて、たまにネコ屋さんはティアンへ遊びに来てくれたりします。

そのネコ屋さんが、先月出版したのが、「月子の住む家」です。初めての小説だったということなのですが、すごくいい文章で、長さもちょうどよく小学校中学年くらいから読めそう。

内容は、「月子」という老いたネコが死から始まります。遺された家族の悲しみとか、月子に対する「ありがとう」という気持ちとか、肉体は死んでもなお生き続ける魂とか・・・そういうのが、とてもピュアに書かれています。
私は泣きながら読んで・・・すごく清清しい気持ちで読み終わりました。

本はティアン&「横濱屋」さんで販売しています。小説・詩編計61ページ、価格は税込み1000円です。ティアンで立ち読みもできますが・・・たぶん、泣けてくるのでご購入をオススメしますv
秋の夜長、眠る前にぜひ読んでくださいね。


横濱屋 http://www.cat-collection.com/