ごはん ごはん ごはん〜!

three-gremlins2005-01-28

1日の始まりは、グレムリンズへ朝ごはんを与えることから始まる。

「ごはん ごはん〜!」
私が台所に立つと飛んでくるのが、ゴンザレスとサルサの2匹。
そして始まるのが・・・ケンカ。

正確に言うと、ゴンザレスがサルサにちょっと食前のご挨拶、みたいにペロペロと舐めることに原因がある。サルサは甘えるのは好きだが、甘えられるのは嫌いな性分だから、
「ちょっと! ゴンザレス! 馴れ馴れしく舐めないでよ!!」
と、猫パンチをし、それにゴンちゃんが反撃しようとするので、いつも朝夕の食事の時には足元でケンカが行われている。・・・一言でいうと、すっごい迷惑。

さて、3匹分の食事を用意し、ほぼ同時に、だけど一瞬だけ先にサルサに餌の入ったお皿を与え、次にゴンザレス。この順番は決して間違えてはならない。あとあとメンドクサイことになる。

さて・・・最後はピカンテ、なのだが。

@oku@:「ピ〜カ〜ちゃん!」
ピカンテはもともと食が細い上に、圧倒的なパワーを持つ2匹に押され(特にサルサだ)、台所にはあまり近づかない。今朝もピカンテはホット・カーペットの上に鎮座していた。
@oku@:「ピカちゃん、ごはんだよーんv」
ホレ、とお皿をピカンテの前に置いてあげる。
すると、
プイっ、と横を向いてしまった!

@oku@:「あれれ?」
再び、ピカちゃんの顔の前に餌を置く。でも、プイっ、と今度は立ち去ってしまった!

ピカンテがごはんを食べない・・・・!

@oku@:「えええ〜!? どどどど、どーしてー?」
餌は昨晩と同じ猫の缶詰。でも昨晩空けた缶詰の残りを一晩冷蔵庫に入れてあったから、ちょっと冷たい。冷たすぎると、匂いがしないからかあんまりおいしそうには感じないだろうけれど・・・いつも同じように食べているはずだし。

困った。
何が困ったって、このままだとピカンテのごはんはサルサとゴンザレスに食べられてしまう。我が家のように猫1匹だったら、そのごはんを奪う不埒モノなんていないので、食べようが食べまいがかまわないのだけど、複数飼いだと「あとで食べる」ことなんてできない。特にピカンテに「自分のごはんは自分で守る」ということなんてできないし。(サルサにぶん殴られて終わりだ)

まあ、別に1食くらい抜かしたってどーってことはないのだけど(死にはしない)、問題は具合が悪くなる前兆とかだと困るのだ。ピカンテも小さいからわかりにくいけれど、トシだし。
とりあえず、ピカンテの分のごはんは、ラップして他の猫達に食べられないようにし、ピカちゃんの観察を始める。

ブラシを手にすると、ブラシをしてほしいとねだる。オモチャを持つと一緒に遊ぶ(↑上の写真)。目の色も元気。うーん、気力体力はあるよう。トイレもちゃんとしている。
・・・なのに、ごはんを食べない。

うーん、困った。・・・と思いながらも時間は刻一刻と過ぎ、出勤時間に。
「まー、とりあえず元気そうだから様子見るか」と思いつつ、お昼ごはん用にちょっとドライフードをゴンザレスとサルサに与える・・・と、ピカンテも目をキラキラさせながら「それ、ちょーだいv」と訴えている。

@oku@:「え? 食べるの?」
食欲あるんだー、と思って、ラップしてとって置いた、缶詰の餌を目の前に・・・と、プイっ!
@oku@:「え? 食べないの?」
と立ち上がると、ピカンテの目は「違うの、違うの、ごはん食べたいの〜」と訴えている。
うーん?と思って、今度はドライフードを与えると・・・ピカンテはポリポリと食べ始めた!

そのとき、ピカンテはチラ、と顔を上げて私の方を見たのだけど、
「これが、食べたかったのよー。気が利かないんだからー」と言っているかのような表情だった。

結局、朝に用意した分の餌はゴンザレスとサルサに食べられ、ピカンテはドライフードを食べました、とさ。冷蔵庫に一晩置いたごはんなんて食べたくないんだって。(呆)
まったくもー、気まぐれなんだから!(怒)