噛まれたよ

three-gremlins2005-01-30

ゴンザレスは食欲旺盛だ。

私の顔を見るたびに、「ごはん ごはん〜」と訴える。
でも1日に与える量は決まっているし、老齢のゴンちゃんに与えすぎてお腹を壊されたら大変だ。それでなくてもすぐに下痢を起こしやすいのだから、むやみやたらに餌を与えられない。

なのに「ごはん ごはん〜」と目が訴え、「フン」と鳴く。
まるで認知症(痴呆症)のご老人が、「@oku@さん、わしは朝ごはんを食べたっけかね〜」と言っているようだ。で、私はというと「ゴンじいちゃん、さっき朝ごはん食べたでしょ〜」と優しくなだめなくてはいけない・・・。

29日の朝のこと。ふと気づくと、ゴンちゃんはテーブルの上に乗っていた。そして彼の足元には粉状の栄養剤(のようなもの。毛玉消化剤と混ぜて食べさせるように言われている)がばら撒かれていた。どうやら洗濯バサミで使いかけの栄養剤の口を閉じていたのが、取れてしまったらしい。

ありゃりゃ・・・片付けないと・・・と、思ってゴンザレスの足元に手を伸ばした瞬間、

シャー、ガブっ!プスリ!!

「シャー」という威嚇の声と同時に、牙と爪が腕に刺さった。
以前に比べれば痛くは無いけど・・・比べれば、という話であって、やっぱり痛い。
さらに運のいいことに、厚手のセーターを着ていたから幸いスプラッタにはならなかったが、ちょっぴり血は出た。おまけに爪がセーターに絡まって・・・この間買ったばかりのなのに。(涙)
とりあえず、ゴンちゃんが自分から噛むのをやめ、パニック状態にならないように、自分からセーターに絡まった爪を引っ込ませるまで、じっと待つ。(←痛いのを我慢して、ここは耐えないとさらなる惨劇になる)

なんか「うちの嫁がごはんを食べさせてくれない〜」と騒いでいる認知症のご老人を相手している気分・・・やれやれ。

しばらくしてやっと、爪がセーターから引っ込んで、ゴンちゃんは私の腕から離れた。
私も、おそらくゴンちゃんもホッとしたに違いない。



・・・・・その日の昼、国際電話をかけてきた@オーナー@に「ゴンに噛まれた」と、言ったら笑っていた。
笑うな〜っ! 労災申請するぞ〜!!
@オーナー@:『で、スプラッタになった?』
@oku@:「いえ・・・以前ほど、噛む力はないみたいで」
@オーナー@:『でしょう?トシとったわよねー』
・・・いや、でも噛まれて血は出たんだけどね。
結局、どんな石を買ったのかという話はなく(ないのか!?)、ゴンちゃんに噛まれましたネタで国際電話は終わった。(石屋なのに・・・)



さらに、夜のこと。

フギャッ!!(怒)

ちょっと帰りが遅くなって腹ペコグレムリンズの周りでバタバタしていたら、ゴンちゃんの尻尾を踏んでしまい。(笑)
思いっきりゴンちゃんに睨まれたのでした。

・・・いまなら、ゴンザレスに噛まれた痕、お見せします。(笑)