ある日の食事風景

three-gremlins2005-02-11

ある一日のこと。ボケーッと、グレムリンズを見下ろしていました。

・・・よく食べるよなぁ。

まあ、うちの太郎の方が食事量からすると、グレムリンズよりもはるかに多い量を食べているのだけれども。なんとゆーのか、食べる気合が違う。
やはり複数飼いのためだろうな。

まずは餌を与える前の前哨戦で、ゴンザレスVSサルサで殴り合いが始まり(先に猫パンチをするのはサルサ)、啼くはもだえるは、睨むはで、本当に足元はうるさい。

その後、猫皿をサルサの分、ゴンザレスの分と置いて・・・

「ピカちゃん?」

と、いつもピカンテを探して呼ぶ。
↑上の写真のときは珍しく、台所の近くにピカちゃんがいたのだけど、私がキャットシッターをしている間の2/3くらいは、台所から離れたところにいる。
(まあ、下手にサルサに近づいて、ぶん殴られるという状況を避けたいのかもしれないけれど)

ピカンテは顔はミミズクみたいだけど、性格は猫っぽくって(いや、猫なんだけどさ)、ちょっと気まぐれ。この間みたいに(1月28日のトピックスを参照)、「冷蔵庫にあったごはんなんて、イヤ」ともいうし、「ここに持ってきてくれないと、食べてあげない」と言って、ルーム・サービスのように私に食事を運ばせたりと色々こき使ってくれる。

さて。この日。珍しく三匹ほぼ同時に食べ始めることができました。

・・・やっぱり、ゴンちゃんが一番食べるのが早いよねぇ。
ゴンちゃんの、ある意味フツーの猫らしい、鼻が高くってとんがっている顔立ちは、食べるに有利なのかもしれない。ぱくぱく食べていく。

一方で、サルサとピカンテ・・・この二匹はそろいもそろって、鼻が低くて、ぺっちゃんこな顔をしているから、あんまり上手に食べられないみたい。
特にサルサは、歯が悪いし・・・顔がデカイ。猫皿の内径とほぼ同じ(?)くらいの大きな顔は、皿に顔を突っ込んじゃうと、身動きしづらいように見える。
じゃあ、食べるのはピカンテの方が早いのかというと・・・なんか、理由はわからないのだけど、ピカンテって食べるの下手なんですよね・・・。
ポトポトと、餌を皿の外に落としている。

二匹が、下手ながらも必死に食べているそのとき。
ゴンちゃんが食べ終わった・・・!!

ゴンちゃんは、ちょっと口元を二度、三度と動かすと、おもむろにサルサのお皿に近づく。
顔で「どいて」というと、こーゆーのはちょっと不思議なんだけど、サルサはおとなしくゴンちゃんに餌の残っているお皿を渡す。・・・そして、サルサはピカンテの皿へ。(笑)

ピカンテは全身オーラで「アタシは今ごはんを食べているの! 死守!!」という位の気合でごはんを食べているときは、サルサも近づきはするが、ちょっかいは出さないみたい。
だけど「とりあえず食べてます」程度だと、サルサに追い払われてピカちゃんは、サルサに追い出される。そして、

「・・・・・(食べ物が、ない)。」

と、ゴンちゃんの空になった猫皿をポツネン、と見下ろすハメになるのだ。哀れピカンテ。でもそれが弱肉強食の世界だ。アストラル界とは違う。

でも、この写真を撮った日は、ピカンテも自分の分をほぼ食べ終わることもできて、皆満足v
・・・と、思いきや、

「「「ごはん ごはん ごはん〜!!!」」」と、みんな一斉に私の方を見て、おかわりの催促をするのでした・・・しまった。