ピカンテのヒーリング・サービス

three-gremlins2005-05-20

先日、地方に住む友人が久しぶりに横浜に遊びに来た。
彼女は、あるクリスタルのグループワークで一緒になってからの付き合い。
ここ数年はOLを辞めて、自分の好きなエリアで仕事をゆっくりとしていたのが、何を思ったのか2ヶ月前、お世話になった元上司の

「職場に、ぜひ復帰してくれ〜!」

という説得にあい、気がついた時には 「はい」 と返事をしていたそう。
ところが復帰してみると、新しい上司が自分のいっちばん苦手なタイプ(涙)

「明日こそは、普通に接しよう」
「今日こそは、怒らず優しく接しよう」

と思っていても、顔を見た途端に 「 キィッー!!!」 となってしまい帰路の車の中で毎晩 「一人反省会」 をやっては思わず自分の不甲斐なさに涙がポロリ。
疲れきった毎日に、少し遠ざかっていた石の世界が懐かしく、Tianに来てくれまた。

いつも彼女が来ると、だいたい我が家に泊まっていくので、今回もお気に入りのインドレストラン(The Tiffin, オーナーのサミーは石やホメオパシーにも興味ある。045-651-3861)で食事をし、モルダバイト入りのバスソルト(Tianで販売中、モルダバイトの粉をアーモンドオイルなどで自然塩にしみ込ませたもの)を入れたお風呂に入り、くつろいでもらっていたところ・・・。

いつもなら、とっくに姿を隠しているピカちゃんがキャットタワーの中にいるとはいえ、逃げ隠れしないでいる。 珍しい〜!
そこへサルサ登場、ジャジャ〜ン。 お得意のスリスリポーズで

サルサ、おひざに乗りた〜いの〜」

とやってきたので、 ついでにブラシもかけてあげようと思いブラシをとりあげると、ブラッシングだ〜い好きピカが 「わ〜い、ブラシだぁ〜!」と、キャットタワーから飛び出し私のひざに乗ろうとしたのと、サルサがひざに乗ったのがほぼ同時。 2匹の顔がガッチリ、目の前でかち合ってしまった・・・マズイ。

当然ピカは、すごすごとタワーの中へ戻り、奥から 「じっ」 とサルサがブラッシングされている様子をみているだけ。 サルサがブラシに飽きていなくなったから、

「ほら、ピカちゃん、おいで〜、ブラシしよ〜ねぇ」
と声をかけても、本当はやってほしいのに
「別にそういうつもりじゃなかったの、私。 私、ここに居ませんから、呼ばないで」と、
すっかり気配を消し、顔半分奥の方からのぞかせてるだけ。その様子を見て友人が

「わかるよ〜、その気持ち。そうやって呼ばれると消えたくなるんだよね・・・」

そういえば、ピカとこの友人って性格的にも行動パターンも共通点多いかも。 と思っていたら、ありえないことが起こったのです。
しばらくして、話に夢中になっている私たちの様子を見て、やっとタワーから出てきたピカは、まず私のひざに乗り、向かいに座っている友人を「じっ」と見つめ始めました。

「おいで!」

と、友人もまさか来るとは思わないで手を差し延べて言うと

「ナォ〜」

と一声言って、テーブルの上を彼女の所へ歩いていくと、ひざにチョンとのっかり、すっかりくつろぎ始めたのです。
「 !? 」 思わず目を合わせて驚く私たち。
ピカの気持ちを察してくれたことが嬉しかったのか?似たもの同士で安心したのか?

なんにせよ、この日一番友人の疲れと日々の緊張を忘れさせてくれた瞬間だったのは、いうまでもありませんでした。
次の日友人は、「1ヶ月ぶりに熟睡できた」と喜んで帰っていきました。
ピカちゃんのヒーリング効果は、絶大だわ〜!
と、いうことで、我が家に泊まると場合によっては、「ピカちゃんヒーリング・サービス」もつきます。
(written by @オーナー@)