太郎、洗濯される

例年の梅雨寒はどこへやら。蒸し暑い梅雨が続いていますね。
さすがに、暑くて太郎も寝付けないと、大騒ぎ。
２７日の月曜日から我が家でもエアコンが稼動し始めました。

そして昨日！
36度を超えたという、あの蒸し暑さ！！
家にいても、じんわり汗が出てきました。

昨日は太郎も朝から「暑い〜」と、バテ気味。
それもそーよねー。いつも一張羅の毛皮を着ているのだから（笑）。

ナデナデしてあげると、毛皮がふかふか。
太郎は家猫ですし、トシもとってきているので、ちょっと新陳代謝が悪い。いうなれば、冬毛と夏毛の切り替えが遅い。

よし、これは！ということで、シャンプーをしてあげようと、バテている太郎に気付かれないように、こっそりと準備し始めました。

太郎のシャンプーは年に数回。
たいてい、こんなに暑い日なら風邪も引かないだろう、というくらいの気温のときなどに実行します。シャンプーするのは、太郎を拾ってきたときから、私の係。

太郎の視界に入らないように、ドライヤーとかバスタオルとかを準備。
お風呂のお湯の温度調整もバッチリ！
さあ、これで太郎の毛皮をお洗濯よ！

Let's go！
と、目をまん丸にしている太郎を抱えてお風呂場へ！！

みゃー　みゃー　みゃー　みゃー

太郎はシャンプーが実は大嫌い。
シャワー中はずっと鳴いています。
ただ、暴れはしません。
ひたすら身体を硬くして鳴いています。

シャンプーが終わっても、みゃー　みゃー　みゃー　みゃー。
バスタオルでゴシゴシされていても、みゃー　みゃー　みゃー。
ドライヤー中も、みゃー　みゃー　みゃー　みゃー。
ブラッシング中もみゃー　みゃー　みゃー　みゃー。

最後は鳴きつかれて、逃げ出してテーブルの下に隠れて終わり。
そして、その日は一日中、私が「ワルモノ」扱いされます。

母が仕事から帰宅すれば、再びみゃー　みゃー　みゃー　みゃー。
（おかーさーん、おかーさーん、おねーちゃんねー、いじめるのー）
ギロっ、と耳を三角にして、目を据わらせて睨みつける太郎。
ふふふーん、怖くなんかないよー、だ。

ただし、母はいつも太郎の味方である。
「まあ、太郎！おねーちゃんに、いじめられたのー。かわいそーねー。でもサラサラで触り心地いいわぁv」
母が太郎をナデナデすれば、太郎はゴロゴロ。
私が触ろうとすれば、太郎は近寄らないでよ！という表情。

・・・納得いかないが、いつものことなので、仕方がない。
どうせ、次の日には忘れているんだし。

そして、翌日・・・今朝のこと。

すっかり夏毛になった太郎は、リビングのベンチの上で、公園で昼寝をしているサラリーマンのオヤジのように、スースー寝ていました。