良薬口に苦し
@オーナー@がデンバーに行く前、私はひとつの頼まれごとをしていました。
「サルサにお薬与えてくれる?」
え〜、く〜す〜り〜?
飲まないんだよねぇ、与えても。
「なんの薬なんですか?」
と尋ねると、「鼻炎」とのこと。
おお、それは大変だ。
そういえば、サルサが鼻炎をこじらせて入院したのは、確か昨年のデンバーのときだった(「サルサ入院」をご参照v)。
この季節の変わり目がサルサのピンチなのか?
だとしたら、ちょっくらパワーダウンして、大人しいと・・・ちょっと嬉しいのだが(個人的希望)。
「薬は錠剤だから。ゴハンに混ぜてね」
と、@オーナー@。
・・・そう言うけどなぁ、混ぜてもご飯だけ食べて薬を残すのよねぇ、いつも。
と言ってから、「@オーナー@はどうやってお薬与えているのですか?」と逆に質問した。
「私はね、サルサを仰向けにして首根っこ捕まえると、口が開くから、口の奥にポイっって放り込むのv できる??(笑)」
うーーーん、サルサを捕まえるのは簡単なんだけれども、ゴンちゃんが「サルサになにするんだー!」と怒って噛み付いてくるのは必至だし、口の奥に薬を投げ入れるという行為もできないなぁ。きっと。
困ったぞ、なんか考えよう・・・・と思いめぐらしながら、その日は帰っていった。
さて。キャット・シッター当日。
足元で「メシ食わせろー、メシ〜〜!!」「ゴハン寄こせ〜〜!!」と騒ぐグレムリンズを無視してしばし思案。
飲み薬は何度か与えたことがあるのだけれど、けっこう一苦労だったりする。
上にも書いたとおり、うま〜く錠剤と餌をわけて食べてしまうのと、早食いのゴンちゃんが、すぐにサルサの餌を奪おうとするからだ。
だから・・・・
「そうだ、そうしよう」
まずは3匹それぞれのお皿に、ちょっぴり餌を入れる(餌は缶詰)。
ちょっぴりずつなんだけれど、ゴンちゃんは気持ち多めに盛る(ゴンちゃんが一番食べるの早いから)。
サルサの器に錠剤を入れて、よぉ〜〜く混ぜ合わせる。
結果は・・・大成功!!(感涙)
ゴンちゃんがモグモグやっている間に、サルサは薬の存在も気付かない様子でペロリと平らげた・・・!!
よかったーーーー!!!!
「これっぽっちじゃぁ、足りないよ〜」とすぐに騒ぎ始めたグレムリンズに、残りの餌を与える。
ああ、なんか達成感。ちょっぴり幸せ。
・・・・やったことは全く大したことではないのだけれど、この「たいしたことではない」ことにたどり着くのは時間がかかった。
これぞ、結果より努力の賜物、っていう感じかな。(笑)
とりあえず、この日は早々にぐっすりと眠ったのでした・・・。
(written by @oku@)