犯人は誰だ!?

three-gremlins2005-09-18

@オーナー@は9月20日デンバーより帰国しました・・・が、話の中の日付はそれより1週間前に遡ります。

サルサに薬を飲ますことに成功した私は、翌日の朝、寝坊しました。
「あ〜、よく寝たな〜vv」と、
お布団の中でゴロゴロ。
いつもは、朝早く・・・下手すると4時とか5時くらいから、グレムリンズは鳴くわ、喚くわ、やかましく騒いでは私を叩き起こし、餌を与えるハメになるのですが(注:なぜか、他のキャットシッターさん達はもとより、@オーナー@にも騒ぐことはないらしいです。・・・私だけ?)、今朝はとっても静か。
「みんなも、トシとったのかな〜?大人になったのね〜」(←今更?)
と、気持ちよく朝起きて台所へ向かう。

「おっはよ〜、寝坊してゴメンネ〜! いま、朝ご飯あげるからね〜!!」
と言いながら、缶詰に手を伸ばそうとして・・・止まった。

「・・・・・・・・ナニコレ?」

ちょっと黄色い、長方形のペラペラなもの。
不思議な物体を発見して、眉をしかめながら、よ〜〜〜く見てみるとっ!

「・・・・・・・・!! こ、これわっっ!!!」

パイ生地!!

「アタシの朝ごはんのアップルパイを食べたのは誰〜〜〜!?」(怒)

ゴンちゃん:「にゃ」
サルサ:「ア、ア、」
ピカちゃん:「なう」

「こーーーーのーーーー、グレムリンズが〜〜!!!!」

昨晩、近所のスーパーに入っているパン屋さんで、私は翌朝に食べるパンを買ったのだ。
遅い時間だったので、タイム・セール中で、1個105円! 
なんて素敵なお値段v とウキウキしながら、まずはブルーベリーのベーグルを1個。

普段は、パンなんて1個あれば十分なのだが、1個105円という値段と、大好きなアップルパイ(通常価格145円)があったので、アップルパイも買うことに。

それを食器棚に置いたのだったのだが・・・グレムリンズたちは、パンのビニール袋を見つけ出し、さらにベーグルの入った袋には見向きもせず、アップルパイの袋を台所の床まで持ってきて、アップルパイの入っているビニール袋からも器用に取り出したのだ!

さらに!!

「アップルの部分だけ食べたな〜〜!」
・・・そう、サクサクのパイ生地部分と、アップル・ジャムの、いわば1番おいしいところだけを食べて、1番おいしくない、アップルパイの底の部分、湿気ているパイ生地だけをキレ〜〜イに残したのだった!!


「ゆ、ゆるさん、食べ物の恨みはコワイんだぞ! 誰だ!? 食べたのは!?」

と、睨んだのだが、グレムリンズはどこ吹く風。
それよりも。
「早くゴハン、よこせよーーー」と言わんばかりに、鳴き始める。
特に、ゴンちゃんの目は据わっていて、「オラオラ、寝坊したのが悪いんだろ〜、さっさと食わせろ」という表情で睨んでいる。

くっっそーーーーー、覚えてろ。
結局、ゴンちゃんには弱い私は、しぶしぶ餌を与えたのでした・・・。(←だからグレムリンズに馬鹿にされている)
(written by @oku@)



その日の夜。
「・・・・ない」
パン屋さんのタイム・サービスの時間。
「今日は、アップルパイが残っていないんだ・・・・。が〜〜ん」
別に正直言って、たいしておいしいパンではないのだけれど、味と食べ物の恨みは違うということで、そうして益々、食べ物の恨みを募らせたのでした。
(written by @oku@)