目覚ましピカちゃん

three-gremlins2006-02-25

ピカンテは、不思議ネコである。
この「ネコネタ」(と店では呼んでいる)にも何度か過去に、ピカンテの摩訶不思議な行動を書いたことがあるので、ご存知の方も多いと思う。


今回は立て続けにピカちゃんに助けられた。
というのも、ゴンに噛まれた後、一日の内に自分の病院やらゴンの病院やらに行く用が重なった日が多かった。


こんな日は「朝は寝るもの(特に早朝は)主義」の私としては、いつもより早く起きて支度を始めないといけなくなる。大っ嫌いな一日の始まりだ〜。
どこかに旅行に行くとかの楽しいことや、買い付けに行く時だけは、例え前日に寝ていなくても全然つらくないのだけどねぇ・・・。


その日は目覚ましをいつもより早く仕掛けてあったので、いつもより早くベルがなった。
私の起きるだいたいの時間がわかっているグレムリンズたちは、耳ひとつ、シッポ一本も動かさずに寝続けていた。


「まだ早いにゃ〜〜〜ん。このまま寝ていようっと。
 どうせ目覚まし早くかけても、この人起きないも〜ん」


ふんっ、グレムたちにも見透かされているわい。
でも、その通りでございます。
手を伸ばして目覚ましのベルを止めたワタクシは、あと少しの睡眠をむさぼるために、グレムの予言通りに再び毛布の中へもぐり込んだのでした。


そしてしばらく静かな時が流れた頃、突然ピカが大声でわめき始めた!
それはものすごいデカイ張り裂けそうな声で、立て続けに鳴いては走り回るのであった。
こんなの、すっごくピカにしたら珍しい。
サルサだって、私が長時間留守にして帰宅した時とか快便の時以外に走り回ったりなんてしないのに〜、どうしたんだっつーの???


そのうるささに、こっちは寝ているどころではない。
仕方ないので、ノロノロと起き上がると、他のグレムたちが


「おっ、起きたニャン、ごはん〜、ごはん〜〜〜!!」


と私を追いかけてくる。・・・いや追い越していく。
結局この大騒ぎのお陰で、完璧に予定通りに用を済ますことができたのでした、すごいっ!
これって偶然にピカが騒いだのかと思っていたら、違う日にも同じことをされた。
その日も時間通りに次から次へと用を足さないといけない日だった。


ネコと同居されている方は、こんなちょっと不思議な体験をしたことも多いと思う。だからこれ位の現象は特別ではないと思うけど、でもつくづく思う


「なんで知ってるの??????」