抜糸、成功

今日のゴンちゃんは、やったらご機嫌が麗しゅう良かった。


先週、手術の抜糸をしに連れて行こうとしたら、その日は前日から奴は便秘をしていた。
この便秘、ふつうのとチョット違う。
高齢になると大腸が太くなり、なんとおチリ(お尻)の穴よりおっきくなるのだそうだ。
だから、当然出てほしいものの方が、おチリの穴より太いので出にくくなる、というもの。


なので抱き上げようとするだけでも、イライラし始めて


「しゃあ〜〜〜〜っ!!!」(怖っ)


になるのよね〜・・・
こんな状態では連れていけたもんではない。
ので、今週まで待ってチャンスをねらっていたわけ。そうしたら、今日の機嫌の良さである。


「チャ〜ンスッ!!」


抱き上げてケージに入れるときも、タクシーに乗るまでも、乗ってからも、そして病院について診察台に乗ってからも、ウソのように奴は大人しかった。
その上、大人しく先生に診察をさせ(何様じゃ〜)、抜糸の時だって7ステッチ取る間、暴れも、嫌がりもせずにいた。


「奇跡だぁ〜〜〜〜(感涙)」


無事、診察も終わり「今回の処置は、これで全て終わりました」と先生に告げられ、いざ
ケージへ戻そうとしたら・・・


「僕、ここがいいの。いい感じだから、もう少しここに居ようかな〜」


ケージのフタを開けても、いつもなら飛び込んで来るのに、黒い診察台の上で、目までも少し細めで妙にリラックスしたまま座っているゴンザレス。
そんな良い子のゴンを見て


「いや〜、今日は大人しくて良かったです〜」(私)


と言うと、


「いや〜、手術の日の帰りは大変でしたよ・・・・(苦笑)」(先生)


やっぱり、そうであったか・・・・。そうだよね〜。(汗)
事前に注意をしていたので、先生も助手の方も噛まれたりの怪我はなかったようだが、奴はやっぱり暴れたらしい。


気を取り直してゴンをケージに入れようとするが、やっぱり動こうとしてくれない。
先生と2人で、無理に頭を突っ込ませ、お尻をギューと押して入れようとすると


「しゃあ〜〜〜っ」(お〜怖っ、怖)


早かったね、先生の手を引っ込めるタイミング。
0.1秒遅れた私は、右手に薄いミミズ腫れができました。