あ〜ん♪

three-gremlins2006-09-17

私はよく太郎に手にエサを持って、「はい、太郎v 『あ〜ん』して♪」と口に持って行きます。太郎もパクッとエサを食べます。「手からエサを食べてくれる♪」というのは、ペットとのコミュニケーションの中で幸せを感じる1コマですよね。

さて昨晩、私は毎週土曜の夜は欠かさず見ている『宮廷女官チャングムの誓い』を見たかった。
が、たいてい私がテレビのある部屋にいると、「エサくれー、よこせー」とグレムリンズが非常にうるさく、ゆっくり見れない。だから普段、私はキャットシッター中は長時間テレビを見ないのだけれど、ドラマは1時間だ。
1時間! 私はゆっくりテレビを見たいっ!!

そーゆーとき、グレムリンズをおとなしくさせる方法といえば、やはり「エサで釣る」に限る。いつもだったら、毛玉消化剤のペースト(ペトロモルト)があるのだけれど、それは今回ないので、私はとりあえず近所のスーパーマーケットで「猫のおやつ」というものを買ってきていた。

そして、『チャングム』を見る直前に、おやつをいそいそと取り出す。
すると、ゴンちゃんとサルサの目がキラリ〜ンv (←ピカンテは既に寝ている)
「な〜に〜?それ〜〜?」と近づいてきたので(ちなみにおやつはカツオの焼いたやつ)、手で少しちぎってゴンちゃんの口元に「はい、あ〜ん」。

ぱくッ。

食べた瞬間、ゴンちゃんは「これ、おいしー♪」という表情。そーかそーか、今後は『チャングム』をこの家で見ない限りは出てこないだろうから味わって食べろよ・・・・・と、言っているそばから、飲み込むなよ。(涙)

そしてサルサ。「アタシ、アタシも♪」と既にスリスリ攻撃が始まっているサルサに、「はい、あ〜ん」と口にエサを持っていく・・・

ぱくッ!
ガリっ!!

「いったーーーーーーいっ!!!」

・・・・・・指噛まれたよ。(涙)
慌てて指を引っ込めて見る。幸いなことに怪我はしていなかった。痛いだけ。
「痛いなー、サルサ、もーちょっと考えて食べろよ〜」と文句を言ったけれど、当のサルサは「これ、オイシイ、もっともっと」と話をぜんぜん聞いちゃいない。

やれやれ・・・・と思ったが、とりあえず、次はゴンちゃん。
「はい、ゴンちゃん、もう1回〜v あーーん♪」

ぱくッ!!

よしよし、ゴン爺さん、いい感じだ。ゴンちゃんもめったにないものを食べていて満足気。いい感じにコミュニケーションが取れていて満足である。

そして、次にサルサ

ぱくッ!
ガリっ!!

・・・・・痛い(血は出ていない)。しくしく〜、ナニユエ、サルサ〜〜〜?顔が大きすぎて、エサとの距離感がつかめないのか〜?と思ったが、よくよく考えると、サルサは昔から歯が悪い(だから噛まれても血が出ない)。
スカスカの歯並びのサルサがエサを食べようとすると、口の奥に飲み込むようにして食べるから、口を閉じたときに指が当たってしまうのは仕方がないのかもしれない・・・・・と思っていたら、いつの間にか2匹に勝手におやつを奪われ、食べられてしまっていた。(おいおい)


・・・・もう、知らん。
やはり地球外生命体であるグレムリンズとのコミュニケーションは難しいのかもしれないな・・・。
しみじみと思いつつ、その後はサルサのスリスリ攻撃にも。ゴンちゃんのグリグリ攻撃にも耐えつつ『チャングム』を見たのでした・・・・

そして。ふと気が付くと、ゴンちゃんがピッタリ私の足にくっついて居眠り。
おおお〜〜、珍しい〜〜!
ちょっと幸せ♪と思ったひと時でした・・・・
(written by @oku@)