不思議ちゃん再び

また、ピカンテが不思議なことをしてくれた。

最初に異変に気がついたのは、約２週間前のこと・・・・。
最近ピカちゃんの左の目の目やにの量が急に増えていた。

ピカが家にもらわれてきた時、まだ３ヶ月の赤ちゃんだったが、それはもう「病気のデパ地下」か！っていうくらいに何種類もの病気を持っていて、一つ治るとすぐにまた他が発病し通院を繰り返していた。

そんな病気の中に、鼻腔の短いネコ（ヒマラヤンとか）に多く見られる目の病気で、病名は知らないのだけど角膜の上に黒い出来物ができて、放っておくとその黒いものが目全体に広がって最後は失明する、というものがあった。
手術で除去するしかないそうだが、それが立て続けにできて２回も手術を受けていた。

幸い、その後は症状が出なくて「ホッ」としていたのが・・・・そう、２週間前に再発しているのを発見してしまったのですよ。

いつまでも子ネコみたいな風貌だけど、実齢１３歳のお年寄り。手術自体は大掛かりではない（でも、相当技術の腕はいるよう）にしても、麻酔で命を落とす可能性も高い。
手術の時に書く同意書って、いやですよね〜。仮に手術中に事故にあったりショックで亡くなることを同意しなければならない・・・。

それもあるし、一刻も早く手術を受けなければならない病気ではないし・・・ということで、病院に連れていくのを本当に迷っていた。
でも、そうも言っていられないので

「ピカちゃん、来週の私のお休みの日に病院へ行こうか・・・」

とピカに話しかけて「連れていくね」と約束してみた。

ところが、その日は生憎の雨模様。元々病院に連れて行くのに尻込みしていたので、「う〜ん、今日は連れて行くのに吉日ではないのかも・・・？」と考えてしまい、とりあえずその日は連れていかなかった。

そうしたら、ピカったら背中を向けて背中で「今日連れて行くって言ってたのに、行かないんだ・・・」と少し寂しそう。

「ごめんね、ピカ。でも、ママはピカとお別れになっちゃうのは、イヤなんだよぉ」

「うん、わかった・・・」

と、その時は言ってくれた気がした。（自分勝手な解釈・・・？）

そして、今日から３日前。
目やにを拭いてあげようと左目を見ると、

「・・・・・！！」

なくなっている！　黒い小さな出来物が消えちゃった！！
確かにあったのに、取れていて少しへこんだ跡が眼球に残っているけど、きれいな目になっているよぉ〜〜〜

「まさか」と思って日に何度も確認するのだけど、出来物はなくなっている。
出来物は以前のものと同じに見えたし、同じなら自然に取れるなんてことないと思う。
こんなことってあるのかな？

まあ、いずれにしても、心配だった手術を受けなくても済みそうだし良かったのだけどね。ピカはアストラル・クリニックにでも行って、アストラル・ビーム手術でも受けてきたのかしら？？？と思ってしまう今日この頃です。