シロちゃん、クロちゃん


7月の最後の土、日にTian主催で「オラクル・カード展」を山手234番館という、かつて1800年代に在日イギリス人のアパートメントだった洋館でやりました。


店から数分の横浜の山手は、丘になっていて緑が多く、在日外国人の領事館や住居だった建物が残り、またミッション・スクールやインターナショネル・スクールも多くあり、横浜の中でも最も横浜らしい素敵な場所です。


234番館も、目の前が元町公園ということもあり緑に囲まれて気持ちよく、来客の方たちへの説明のためにいたボランティア・スタッフたちも、外の景色を眺めながら和んでいました


そんな中、スタッフの一人のAさんが


「あっ、猫がいる〜〜〜!」


と向かいの公園で寝ているクロ猫を発見!さすが猫ラバー、見つけるのが早い。
このAさん、お店にいらしても店の周りにいる猫たちを見つけると、すっとんで外へ出て行って猫を追いかけ、しばしお戻りにならない・・・ということも(笑)


すっかりくつろいで寝ている猫に見せられた私とAさんは、カメラを持ってクロちゃん訪問へと公園へ出掛けました。


道を渡って近づいてくる私達に気付かずに石の囲いの上で爆睡中のクロちゃん。でも、さすがに1mも近づいたら起きて


「ふん、なんなの〜〜〜?」


と睡眠を邪魔されたのがちょっとご不満な様子で、囲いの向こうへ降りてしまった。
そして、近くにあった木で


「バリ、バリ、バリ、バリッ〜〜〜」


と、やおら爪を研ぎ始めた。
このクロちゃんの毛の色が、真っ黒でなく少し茶がはいった「あんこ」色で、ピカちゃんの毛色にそっくり。
爪とぎの写真は顔がブレていて、前回撮ったグレムリンズの写真のブレブレ・ピカちゃんと一緒。
君達は同じ☆から来たのかい?
でもアップのお顔は、全然ピカと違うけどね。


そして次の週に、個人の用事で山手に行く時のこと。丘に登る公園の階段を上っていたら
いつも会うシロちゃんに遭遇。
この子はいつも「猫の美術館」という、猫の絵などばかりを集めた小さな美術館の前辺りにいる。


とってもきれいな細い声で挨拶してくれて、機嫌が良いとスリッ、スリしてくれます。
機嫌が悪い時は、触ろうとすると「シャーッ」されます。


この日は私の前にレトリバーを連れて散歩していた人がシロちゃんに遭遇していて、シロちゃんは威嚇のために3倍に膨れていた後なので、遠目でご挨拶と撮影になりました。


もし、クロちゃんに会いたければ・・・・元町公園の頂上付近。山手234番館の向かい辺り


シロちゃんに会いたければ・・・・・・元町公園の脇の山手へ続く階段、猫の美術館辺り