サルサ退院

three-gremlins2007-10-28



サルサがここ2週間ほど毎日ではないのだけれど、下痢気味。
週に2回くらい吐いているので、ミュンヘンの買い付け前に病院で薬をもらおう、と木曜日の午前中に連れて行った。


先生にいろいろと質問を受けて答えていたら、


「それじゃ、サルサちゃんは高齢だし、体重も減ってきているし、そのような症状があるのでは入院してもらって検査と治療をした方がいいですね。今夜と、あとは様子を見て良くなければ明日も入院してもらいます。それではお預かりします」


と、何が起こったか良く分からないスピードで即、検査入院へ。あれ〜、薬をもらいに来ただけなんですけど〜。


なんだか今一つ納得行かない感じ。それに、ゴンちゃんがいなくなったばかりなのに、サルサまで家から居なくなると、なんとも言えず寂しさを感じる。


第一、もうすぐ出張で1週間も私が不在になり、それによってもストレスが掛かるのに、2日も入院なぞしたらダブル・ストレスになりサルサもかわいそう。


というわけで、サルサを帰してもらいに、夜の診察時間を待ち再度病院へ出掛ける。
受付でその旨を伝えると、すぐに先生に呼ばれ、既にわかった検査結果を知らされる。
まあ、年も年なので(13歳)2,3の異常な数値は見つかるものの、点滴も打ってもらい食欲も出てきたので後は吐くかどうかの様子を見るため、今夜はやはり入院と説明を受ける。


あの〜、最初から食欲は全然衰えてないんですけど・・・。家と違う慣れていない環境にいるから緊張して食べないだけだよ。
と、思いつつも、ここは言うことに従って入院させることに。


面会をしたサルサは、検査の連続と点滴や投薬ですっかり「ボーゼン」状態。30分ほど抱いて話しかけて一緒にいたら、元気になったけど、そんなサルサをまた戻すのが可愛そうでたまらなかったけど、明日は絶対に何が何でも退院させると心に決めて、後ろ髪を引かれながら帰宅。


さて、翌朝は朝一番で受付をして診察室に入るが、診察台にサルサの姿はなし。
そして、なんと「もう一晩様子を見ます」!!!
下痢もしていない、吐いてもいない、点滴も打って元気だと説明されたのに、入院している意味がよくわからない。


しかも、この病院と家は歩いて5分もしない距離にあるのだから、その治療の内容なら通院で十分と思われる内容だし。


ということで、先生には「むっ」とされたけど、こちらの意向を説明して、通院することを約束してその日の夜に退院がやっと決まった。
きっとサルサは、慣れないケージに入れられて、やたらインターンと助手の多い院内で怖い思いをしているだろう、と夜迎えに行くと・・・・


なんだよ〜、すっごい元気なの〜〜〜


家に戻ってもケロッとした顔していて、帰るなり早速ピカちゃんに「そこ、どきなさいよっ!!」とパンチを食らわせ、その上キャット・タワーの一番上に乗っては、


サルサねぇ〜、帰ってきたのぉ〜。病院はね〜、若い男の先生がたっくさんいて〜、
す〜〜ごい楽しかったの〜〜〜 (~=~) 」


と、一人でスリスリ悶えている。


あ〜、あ〜、そーですか。あんたが、少し時間が経てば、どこにいても、誰に対しても愛想がいいのを忘れていたよ。


きっと皆にスリスリして、「サルサちゃ〜ん」って可愛がられて楽しかったんでしょうね〜。
どこへ行っても「サルサ・ワールド」ばく進のサルサ退院の夜でした。