ド、ドッペルゲンガー!?

昨晩の横浜は、ものすごい大雨でした。そんな閉店間際のこと。
店の前に、トラ柄のネコがちょこんと座って雨宿り。

・・・・誰かな?

元町ノラ猫組合メンバーは、トラ柄が多い。私が知っているだけでも4匹いて、うち3匹は後姿では区別がつかない。(1匹は、しっぽ半分の長さしかないからわかる。ちなみに皆、オスだ)

誰かな〜?とじぃぃぃっと、見ていると視線を感じたか、くるりと振り向く。
「ジャック君かぁぁぁ」
"ジャック"と相変わらず、勝手に名前をつけているそのこは、片目がない。「片目のジャック君」・・・あいかわらず、単純なネーミングである。片目が無い理由は不明。そして、やはりというかなんというか、人には慣れていない。私に見られたジャック君はそそくさと雨の駐車場へ姿を消す。

・・・・追い出すつもりはなかったのに。(涙)

ちょっと申し訳ないような気分。そして・・・・元町公園の方から、テテテ・・・とやってくるネコ影が見えた。

「・・・・小姐(シャオチェ)?」

雨の中、なにしてるのかな?と思って、思わずドアを開けて外に出る。

・・・・・・???

あれ?????

小姐・・・・太った?

しかも足が短い・・・・・・


うーん?と思っていたら、そのネコに近寄ってくる・・・・・小姐!?

小姐が二匹・・・・ドッペルゲンガー!?

じゃなくて、大姐(ターチェ)だ!!!

大姐は相変わらずのお腹でっぷり足短いというマンチカンのような姿で。(小姐の方がスマート。で、小姐の方が片目が悪い)
よかった・・・・生きてたんだねぇぇ。と感涙。

小姐は大姐にととと・・・と近寄って挨拶。でも大姐は一瞥してフン!だけれど。(これは相変わらず)
さらに大姐は、しっぽ無いちゃんによく似た、トラ柄のシッポ半分のオスネコに、ちょんと鼻を近づけてから、再び元町公園へ去っていきました・・・

大姐・・・いまは元町公園に住んでいるのかなぁ? シッポ無いちゃんは一緒なのか・・・それとも、今挨拶したシッポ半分ちゃん(?・・・名前考えよう)が新しいパートナーなのかな・・・?
雨の公園に消えていった大姐を見送りながら、ちょっと嬉しいokuだったのでした・・・(written by oku)