マタちゃん

最近、出会う率が高くて、ご飯を上げる回数も増えた
野良の通称「女スパイ・マタちゃん(マタハリから付けたのね)」
(以前、このブログにも登場した)


マタちゃんは、いかにも生粋の野良って感じの白・黒ブッチー。
声が細くって、高くって、すごくきれい。
でも体格はすごくって、頭の大きさだけでもサルサの倍くらい
ありそう。


サルサも「顔、デカイ」と散々Okuちゃんに言われてきたけど(笑)
あのコの顔の大きさに比べたら、もう全然可愛いもの。


身体の大きさもサルサの倍、ってことは、ピカちゃんの3倍。
マタちゃんを見てから、サルサを見ると


サルサって、なんだか深窓の令嬢みたい〜〜〜」


って思い切り勘違いしそうなくらい、サルサが小さくって可憐に
見えちゃう。(爆)


そんなでっかいマタちゃんだけど、やっぱり慣れていない人から
直接ご飯をもらうのはチョッと怖いみたい。


以前に比べて至近距離まで近づけるようになったけど、ご飯の
入ったお皿を前に出そうとすると


「シャーーーーーッ」


って、口を耳まで裂けそうに開けて威嚇し、思わず怒ったゴン
を思い出し


「う〜ん、あの牙で噛まれたくはないねぇ・・・・」


と玄関の中に逃げ込んで、ガラスのドア越に眺めていたりして。
で、思った。なんだか、あの「シャーッ」って口、どっかで見たこと
あるんだよね・・・。


それは、その日の夜に見たTVで解明。
オーストラリアの川をクルージングする船から、ヒモに吊るした生肉
を川に棲息しているワニに食べさせるアトラクションを紹介していた。


そう、あの肉めがけてジャンプしてくるワニの口だ!
ワニはきっと「ガーッ」って擬音が合いそうだけど、あの耳まで裂ける
口が正にマタちゃんを彷彿させる・・・・
いや、マタちゃんが、ワニを彷彿させるのか・・・。まあ、いいや。


また今日も、あのきれいな声で呼びかけてきて、ワニに豹変して
くれるのかもしれないマタちゃんでした。


(写真は、突然現れて、食べたらいなくなるので撮るチャンスなし)