ダイナマイト

three-gremlins2008-11-12

この間の土曜日(11月8日ね)、オーナーと2人で、新山下町にあるBar「ダイナマイト」に行ってみた。
実はこのBarのオーナーさんは、JR石川町駅のすぐ近く(元町側の改札口の正面出口で駅を背にして左脇)にある、ネイティブ・アメリカンのジュエリーを取り扱っている『サンダーファクトリー』さんの夜の顔(・・・っていうとアヤシイ)なのである。

もう20年も経営しているBarというのだから、けっこうな老舗。もちろん、Tianより古い。
いつも、『サンダーファクトリー』の閉店後、自転車をかっ飛ばして、元町大通を過ぎ去っていくのだけれど、あの腰まで届くサラサラロングヘアと、ちょっと引き締まって精悍な雰囲気は、ちょっと独特で、けっこう目立つ。本当にネイティブアメリカンにいそうな感じ。
実際、1年に1度くらい、1ヶ月程、アメリカに行ってネイティブアメリカンの村に滞在しているというのだから、自然とそんな雰囲気になっているのかもしれない。

まあ、そんな『サンダーファクトリー』さんが夜はBarも経営しているのは、ずいぶん前から知っていたのだけれど、どこにあるか私は全然知らなかった。(まあ、なんとなく、あっちの方・・・くらい)

ことの起こりは、オーナーがお友達と新山下町のレストランでお食事をし、その後、『ダイナマイト』で飲んできた、という話を聞いたことから。

「えー、いいなー。私もいきたーい!」
「じゃあ、行けば?ああいって、こういって、そこをまがって・・・」
・・・説明されてもわかりません。(-_-;

ということで、じゃあ、2人で行くか、という話になってことの次第に至ったわけ。

「元町」っていうと、歴史のある町、おしゃれな町、外国人がいっぱいいる町、というイメージがあるけれど、実はそれてけっこう限られた範囲。
ちょっと離れると、逆にすっごく昭和な雰囲気が漂っている。はっきりいってすごいギャップです。

実際、新山下町の路地裏は夜9時前だというのに、シーンと静まり返っている。どうやら私たちは小さな商店街を歩いているらしいのだが、真っ暗でよくわからず。

「・・・・こ、こんなところにBarを20年もやっているの〜?」
「そーなのよねー、不思議でしょー?」
オーナーはさくさく真っ暗な道を歩いていく。

すると、真っ暗な道にポツンと明かりが。

風呂屋さんだーww

これまた昔ながらの「お風呂屋さん」という感じで、銭湯独特の湯の香りが漂っている。
そんな入り口に。

ものすごく「ぶちゃいくー♪(ぶさいく)」と言いたくなるような猫が1匹。(ニュアンス的には「ぶさいく」ではなく「ぶちゃいく〜♪」)

なんか、子供の頃に通った、お風呂屋の番台にいるオバチャンみたいな感じだ。
じっと、最初は私たちのほうを見ていて、「入るの?入らないの?入るんなら、○○○円だよ」と言いたそうな表情だったけれど、私たちがお風呂には入らず、写真目的だとわかると、「金を払わないアンタたちに撮らせるものなんてないよ」と言わんばかりに横を向かれてしまった・・・(苦笑)

やがて、真っ暗な道の向こうに黄色い看板が・・・

やっとBar『ダイナマイト』に辿り着いたのでした・・・・(^^)b

話を聞くと、どうやらこのあたりは猫が多いらしい。
まあ、確かに港町だからね・・・実際、帰り道もたくさん猫を見かけましたよ。写真撮らせてくれるほど、みんなフレンドリーじゃなかったんだけれど・・・

あ、もちろん他の話もしました。1人でふらっと入っても全然OKな雰囲気で、後からきた常連さんたちもとってもフレンドリーなカウンターバーでしたよ。

本当にいい感じの古き良き横浜の雰囲気が残るBarだったので、『ダイナマイト』へはまた行ってみたいかも。
場所は・・・↓↓↓

『ダイナマイト』
営業時間20:30〜翌2:00
横浜市中区新山下1-8-22
TEL.045-622-3280 月曜定休


ちなみに昼間営業のネイティブ・アメリカン・ジュエリーのお店は・・・↓↓↓
『サンダーファクトリー』
営業時間11:00〜19:30(けっこう営業時間とかお休みはいろいろ)
横浜市中区石川町2-62
TEL.045-663-1567