大姐のプレゼント
昨日出勤してきたら、表にある玄関マットの
ド真ん中に何やら不動のものが・・・。
近づいてみると、それはフレッシュなネズミ
さんの遺体であった・・・・南無。
一瞬、「何のイタズラ？ 嫌がらせ？？？」
って思ったけど、どう考えたってこの辺りの都会
で、人間が一晩のうちにネズミを捕って、それを
人んちの玄関に置くなんてありえない。
それに何たって、捕れたてフレッシュだったもの。
（笑）
って言うことは、これが俗に言われている「ネコ
の置き土産」ってやつ？
まだ自然が近所に残っている所に住む知り合いが、
朝起きたら枕元に昨夜から一緒に寝ていた愛猫の
代わりに死んだんネズミが置いてあった、という
話を思い出した。
愛する飼い主に、自分の獲った動物や虫を愛情表現
で持って来るらしい。
そのご遺体はビニールに入れて、終業後に公園に
埋めようと植木の隅っこの方へ置いておいた。
さて、いつものように17時を少し回ると、うちの玄関
が待ち合わせ場所のトラちゃんと母親の大姐がやって
来た。
「ねぇー、これ置いていったの誰〜？」
と2匹にビニール袋を見せながら話かけると、トラちゃ
んは全く関心を示さずカリカリがもらえるのかと思って
ソワソワしている。
一方の大姐はというと、私と目が合うとなんだか微妙に
目を逸らしてるし、目が泳いでいるぞ。
どうやら、プレゼントの犯人はこの大姐らしい（笑）
最近はネコ好きスタッフ一同で可愛がっているせいか
顔や目つきが柔和になってきた気がする大姐。
そんなことへのお礼なのかな〜？
なんだか、この置き土産、いじらしいです。
