私は見た！

今日は久しぶりの雨の日。
雨だろうが晴れていようが、寒かろうが暑かろうが
毎日定時にTian入り口前にやってくる大姐とトラ
ちゃん。

今日もちょうど私が入り口のドアーを開けている時
に通りかかった女性が2匹を見て

「あら〜、可愛いのねぇ。飼い猫でしょ？」

「いえ、ノラちゃん達ですよ〜」

「え〜、こんなに可愛くて安心しているなんて
　よほど大切にしてもらっているのね〜　　　」

そう、元々顔立ちの整ったトラちゃんはそのままで
可愛いのだけど、目つきの悪かった大姐の方は今で
はすっかり顔立ちが円やかに変わり、ドンドン可愛
くなってきています。

そーいえば、サルサも拾って来た時は目つき悪くっ
てほ〜んと不細工であったもの。
それが、日を年を経つうちに人に馴れてきて信頼
関係が深まるごとに顔が可愛くなっていく。

人間はこういうわけにいかないのは何でだろ〜？
確かに愛されている女性は顔が輝いていて、美しい
んだけど、猫ほどの変化や保持力はないよね。

で、その可愛くなった大姐とトラちゃんと外で
和んでいたら、店の前を自転車に乗って通り過ぎる
おばさんがいた。

何気なく普通の通りすがりのおばさんを装っていた
けど、その目は大姐とトラちゃんの顔をじ〜っと
見ながら公園方面へ過ぎ去っていった。

「ほにゃ？」

と私が思うより先に、大姐とトラは突如そのおばさん
を目指して、おしりを向けて猫まっしぐら（ちょっ
と古い？）したのだ。

今まで一緒にいい感じに和んでたのに、そのあまりの
速さにビックリしたよ。

「あ〜、あれが”ねこおばさん”なんだ〜〜〜」

そう、毎日なんだか、何日かに一度なんだかは知らない
けれど、ねこおばさんが公園の近くに現れて、ノラ達に
ご飯を上げているという噂は聞いていたんだけど。

やはり近所の手前、堂々とはあげられないので、こっそり
来てはこっそりあげている”ねこおばさん”なので、その
姿をはっきりと確認した人はいない（Tianの中でね。笑）

そう、私は初めて見た、噂のねこおばさんの姿を・・・・。