そういうことだったのかな・・・・

three-gremlins2009-04-30

サルサが亡くなってから、早いもので1ヶ月が
経とうとしています。


サルサは肉体から抜けた後は、まるでこの世界に
未練がないみたいに存在感も気配もすっかりなく
なっていて、


サルサだった生は終わったしぃ〜、サルサの時
も楽しかったから、また次に生まれ変わるの〜〜〜」


って感じで、とっとと転生の準備をしに行ったみた
い。(笑)


さてさて、独りになったピカンテは前にも書きまし
たが、自分だけの世界にどうしたらよいのか戸惑っ
ていて、いっつも大声で何かを要求していたけど、
ここ2週間位からいつものペースに戻れた様子。


猫はオスとメスだと、オスの方が全然独立心が強い
から、飼い主に対してもメスに比べると自立した
態度を取るんだと思う。
もしくは、本当は甘えたいけど「男」としての意地
もあるから、他の猫(メス)がいればガマンするの
かもしれない。


メスは性格にもよるだろうけど、飼い主と一緒にいる
ことをより好むし、自分が飼い主にとって大切な存在
になりたい要求も大きいと感じた。


サルサとピカだと、もちろん我の強い「あったしが
一番〜〜〜」っていう性格のサルサの方が、この10年
の間私を独占する場面が多かった。


膝の上に乗るのもサルサ、一緒に一番近くで寝るのも
サルサ、ご飯を最初にもらうのもサルサ(他の子に先に
あげても、結局そのお皿に頭を突っ込んで食べるので)
、そしてたまにピカが一番みたいな。


サルサがまだ生きていた頃、ふっと


「ピカちゃんて、サルサが何かの理由でいなくなること
を待っているのかも・・・・」


って思ったことがある。
いやいや、密かに自分より早く死ぬように呪いをかけてい
たという訳ではないですよ。
う〜ん、ピカならやりそうかな〜?(笑)


なんというか、2匹の間に契約みたいなものが成り立って
いて、


「一番を独占する代わりに、他のネコより短く生きる」


「一番を譲る代わりに長く生きて、残りの時間は一番に
なれる」


みたいな取り決め。
ゴンちゃん的には、オスなのでこのメスの契約みたいな
ことには関わっていなかったのかも。
ゴンは17歳まで生きたから、猫生全うした大往生と言え
るしね。


サルサの葬儀の後サルサのことを思い出す度に、なぜか
サルサから


「あたしのことより、ピカンテのことを考えるにゃん」


というサインみたいなものが送られてきている感じがし、
ピカとの関係性に私が集中すればするほど、サルサ
ハッピーになる感じがすごく伝わってきた。


だから、サルサが「一番」を独占する代わりに、最後の
時間をピカに譲った、そしてピカも「一番」を譲る代わり
の約束を取り交わしていた・・・って思えて。


最初は戸惑いがあったけど、今では朝目が覚めると必ず
ピカがピッタリと私に寄り添って寝てくれている姿を眼
にするようになりました。
よかった、よかった。


これからは、ゴンやサルサの分もピカと一緒にいる時間を
大切に生きていこう!
ピカちゃん、もう誰にも遠慮せずに私もお家の中もピカ
の好きなように独占できるんだよ〜。